<教育改革 遠隔授業元年>   休校長期化「もう限界」 各地で延長 教育格差の拡大懸念 (オンライン化(遠隔授業、テレワーク)を急げ! オンライン授業!
公立学校 オンライン化


休校長期化「もう限界」 各地で延長 教育格差の拡大懸念 (オンライン化(遠隔授業、テレワーク)できない「学校」は生き残れない???? 世界に遅れる「日本」?)


 新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校が長期化する中、休校日数や遠隔授業の実施状況が自治体間でばらつきがあるため、児童生徒の学習状況などに格差が生じる懸念が高まっている。

 多くの教育委員会は5月の大型連休後に学校を再開する方針を示しているが、既に各地で休校期間延長の動きは広がっており、先行きは不透明だ。特に受験生への影響が懸念され、学校からは「もう限界。さらなる休校延長は厳しい」と悲鳴が上がる。(福田涼太郎)

 「5月中旬までに学校を再開できれば夏休みの短縮や土曜日の補習で何とか遅れを取り戻せるが、それ以上は厳しい」

 東京都多摩地区の公立中の校長は、そう漏らした。

 4月6日の始業式後、休校中の同校では各学年1回ずつ設けた登校日などに教科書や課題のプリントを配布し、ホームページでも課題をアップした。だが、生徒に学習効果が出ているのか、課題を解いてくれたのかさえも確認できない。

 インターネットを通じた課題の配布・提出や遠隔授業に役立つタブレットなどICT(情報通信技術)機器は、整備が遅れているため活用できず、双方向でコミュニケーションを取る手段に乏しいという。

 高校入試を控える中学3年生にとって事態はより深刻で、校長は「公立小中学校の良さは全国どこでも同じ教育を受けられること。差が付くような状況は良くない」と指摘。入試の公平性を担保するよう求める。

 一方、タブレットの児童生徒「1人1台」を実現している渋谷区の区立上原中では、自習用の教材を含め課題の配布も提出もネットを通じて実施。授業動画の配信も始める予定だ。

 同校も始業式後は休校が続くが、副校長は「学校再開後、休校中に課した学習内容には再び時間を費やさないようにしたい」と、質の高い遠隔授業を目指す。

   ■ ■ ■

 小学校でも格差への懸念は同様だ。登校が4月10日までだった栃木県真岡(もおか)市立小5年担任の男性教員(40)は「通常は4月中に小数第3位まである数字の概念や計算を学ぶが、全くできていない」と漏らす。同県では自治体ごとに休校期間や再開予定時期が異なっており、ICTの整備状況に関係なく、同じ県内で学習の習熟度に差が生じる恐れがあるという。

 この教員は学習以外に、クラス替えを挟んだ時期の休校となったことによる教員と児童との間のコミュニケーション不足も心配する。年度最初の3日間は子供たちが素直で、安定した学級づくりに重要な「黄金の3日間」と呼ばれるといい、男性教員は「それがないまま、互いをよく知らない状態でスタートしてしまった。これが学習面よりも一番怖い」と訴えた。

   ■ ■ ■

 文科省が21日に公表した全国の教育委員会を対象とした調査(複数回答可)によると、休校中に実施する家庭学習として「教科書や紙の教材を活用」は100%。一方で「同時双方向型のオンライン指導」は5%▽「テレビ放送を活用」は24%▽「教委が独自作成した授業動画を活用」が10%-などにとどまり、各地で指導方法に差が出ている。

 格差の要因は行政だけではない。教育格差に関する著書がある早稲田大の松岡亮二准教授によると、保護者の最終学歴や経済力など社会経済的地位が高い家庭では、ICT環境が整備され、学歴への期待が強く、実際に子供の学力は高くて学習時間も長い傾向があるという。また、社会経済的地位が上層の家庭の割合が高い学校では、公立校でも子供たちに同様の傾向がみられるという。

 松岡准教授は「これらの以前から存在する格差が、休校が長期化すればするほど大きくなる可能性がある。全国一律の対応ではなく、学習への取り組みがより困難な家庭や学校を把握し、そこに加配教員やICT機器などのリソースを多く配分して差を埋める努力をすべきだ」と指摘した。

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参考
 
<教育改革 遠隔授業元年> WEBシステムとしての オンライン授業を!! 小中高大学に! (コロナに打ち勝つ知恵)


休校長期化「もう限界」 各地で延長 教育格差の拡大懸念 (オンライン化(遠隔授業、テレワーク)できない「学校」は生き残れない???? 世界に遅れる「日本」?)
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 新型コロナウイルスの感染が広がる中、京都府内の外国人住民が情報不足に不安を募らせている。言語を学ぶとともに生活情報を得る場だった地域の日本語教室は軒並み休止している。災害時と同様、言葉の壁で「情報弱者」となっている外国人への支援が課題となっている。

■日本語教室休止で情報手に入らず、行政の支援も薄く

 「この先どんな情報に注意すればいいのか分からない。日本語教室があれば深く状況がつかめるのに」。八幡市のシリア人男性(31)は肩をすくめる。
 同市の教室「世界はテマン」に通っているが、3月に教室は休止した。自動車関連会社で働きながら教室へ通い、講師に困り事を相談していたが、それもできなくなった。手元にマスクや消毒液がなく、「先生に会えたなら、入手する手だてを教えてもらえたかも」と残念がる。
 同じ教室に通うベトナム人技能実習生の男性(19)は7月に日本語能力試験を控える。「試験に合格したいけど、このままだと大丈夫じゃない」と学習の遅れを気に掛ける。教室の代表の男性(74)は「仕事は単調作業で、寮は母語一色の世界。日本語と接点がなくなり、聴く力はすぐに落ちる」と案じる。
 住民ボランティアが運営するこの教室にはアジア各国や南米など出身の100人超が通う。足立さんは「行政による生活支援は薄く、教室が日常を支えているのが実態。今こそ細やかなサポートが必要なのだが」と話す。
 綾部市や亀岡市の国際交流協会が催す教室も3月から取りやめに。上京区の京都YWCAが運営する「洛楽」は「生活に必要不可欠な場所」として3月は踏みとどまって続けたが、4月から中止した。
 精華町の国際交流団体「せいかグローバルネット」の日本語学習室は休止後、講師陣が受講生に週1回程度、個別に電話やメールで連絡を入れて困り事を尋ねている。講師の女性(70)は「知るべき情報は刻々と変化し、外国人住民の不安は大きい。民間ができることに限りはあるが『日本で生活していても大丈夫』とメッセージを送りたい」と話す。

■言葉の壁 「災害時と同じ」 健康・経済的な困難 意思伝えにくく

 京都市国際交流協会(左京区)の相談窓口には2月下旬以降、約70件の相談があった。体調の不安や経済的な困りごとがあっても、病院や役所との意思疎通が困難な事例があるという。
 同協会の窓口は、電話なら英語と中国語で相談員と会話でき、来館すればベトナム語やネパール語など8言語で対応してもらえる。協会によると、当初は自身や家族の体調を心配する内容が目立ったが、最近は仕事の激減や解雇などに関する相談が増えている。
 観光ガイドで家計を支える外国人学生の男性は収入が途絶えた。自ら厚生労働省の休業支援制度を調べたが理解できず、協会へ「生活するお金がない。自分は当てはまりますか」と英語で相談した。相談員が調べたが適用できる制度はなく、男性はアルバイト先を探しているという。
 他にも「頭痛やだるさがあるのに病院で検温してもらえず、処方箋も出してもらえない」「(外出自粛要請が出る中で)外出したら罰せられますか」といった相談や問い合わせが寄せられているという。
 協会の井上八三郎事務局長は「『やさしい日本語』を用いたニュースもなく、外国人住民は情報不足に陥っている。災害時と同じ状況だ」と指摘する。
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参考
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コロナ自粛を通じてわかった「Web化」の将来性 <四季報読破邁進中>



 私が主宰する「複眼経済塾」では、『会社四季報』の情報をフルに活用してさまざまな切り口で企業を分析し、ビジネスや投資に役立てるという独自のノウハウを蓄積してきたが、それらのノウハウについて、これまでは「複眼・四季報ワークショップ」という集合セミナーを開催することでお伝えしてきた。

 ワークショップではそれぞれの受講者が実際に電卓をたたき、ワークシートに数字を記入し、班ごとのディスカッションを経て、有望銘柄を絞り込んでいくという過程を4時間半かけて体験し、そのノウハウを習得していただいた。

 ところが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受け、密閉・密集・密接の「3密」を避けるようにとのお達しが出ていたところに、政府の緊急事態宣言が発出され、外出自粛が要請されたことで、集合してセミナーを開催するなど言っていられない状況になってしまった。そのような中、我々もこの状況を打開するために初めて「ZOOM(ズーム)」を使った「Web四季報ワークショップ」を実施してみた。

 念のため「ZOOM」とは何かをお伝えすると、米ナスダック市場に上場する「ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ」が提供する「ビデオ・Web会議アプリケーション」のことで、複数人が、いつでも、どこでも、どんな端末からでも同時に参加できる「Web会議」を実現するクラウドサービスのことだ。

 Webワークショップの結果だが、受講者との回線が一時的に切れたり、画像がちょっと固まるなどのトラブルはあったものの、全体としては講義やワークは順調に進み、受講者からの評判も上々だったのではと感じている。それ以上の収穫は、今までの「リアル」の集合セミナーでは、北海道や九州など遠隔地からの参加が不可能だったが、「Web化」することで参加が可能になったことで、その点ではWeb化の大きな可能性を感じた次第だ。そこで今回のコラムでは、コロナ騒ぎをきっかけに身近で起こった「Web化」や、同様の意味で使われる「オンライン化」などの変化をまとめておきたい。

 今後もWeb化が加速する分野は、これまでのやり方が大きく変わり、新しい仕組みに置き換わる分野であり、そこに関わる企業も成長する可能性が高い。一方、この厳しい状況の中、さまざまな企業が知恵を絞ってWeb化したものもあり、コロナ終息後は元の形に戻るものもあるだろうが、それはこの時代を表すものでもあり、将来、今の時期を振り返った時に「あの時はそんなこともあったな」と飲み会の話のネタにでもなると思う。

 ではさっそく始めたいが、まずは飲み会つながりで「Web飲み会」からだ。これは参加メンバーが各自でお酒やおつまみを用意し、自宅のパソコンやスマホからWeb上で参加する飲み会で、数年前から始まっていた。今回の外出自粛で密かなブームになりつつあるらしく、「オンライン飲み」「バーチャル飲み」、さらには「ZOOM飲み」などともいう。個人的にはこのスタイルに今のところ関心はないが、ただリンクバル(6046)が新入社員をオンラインで歓迎した「オンラインお花見歓迎会」という取り組みは面白いアイデアで良いと思う。

 次に4月13日から解禁された初診患者に対する「オンライン診療」だ。同キーワードを四季報オンラインで検索すると関連銘柄としてメドレー(4480)、「遠隔医療」で検索してもブイキューブ(3681)やJMDC(4483)など数銘柄しかヒットしないが、そうした中、ポート(7047)が4月6日に「オンライン診療に関するサービス提供環境の準備完了」というニュースリリースを出し注目を集めた。同社は続けて、10日に「緊急事態宣言により将来の進路に不安を抱える就活生を減らすために、会社説明会から内定まで完全オンライン化を推進する就活支援プロジェクト『リクサポ-Online』を立ち上げた」と発表。オンライン診療だけではなく、「就職活動のオンライン化」銘柄としても注目されることになった。

 入社式をめぐっては、大手企業を中心に「Web入社式」に切り替えるケースが相次いだが、多くの場合は社長がテレビ会議システムなどによって社員の心構えや訓示を伝え、新入社員は自宅や寮で視聴するというスタイルだったようだ。

 続いて「Web教育」だ。特に集団塾ではオンライン化やWeb化が進んでいたが、個別指導塾「森塾」を展開するスプリックス(7030)は、学習塾を対象にオンライン個別指導に関するWEBセミナーを4月に開催した。「対面での個別指導のオンライン化は、まだまだ業界での知見が乏しい」ことが背景にあるという。

 また学校関連では、春の2大イベントとして卒業式と入学式があるが、ここでも「Web卒業式」や「Web入学式」が開催されたケースが多い。たとえば、東京の成蹊大学では「WEB卒業式」特設サイトを開設し、学長の式辞をはじめお祝いムービーが公開されたそうだし、大阪の近畿大学では同校OBで音楽プロデューサーのつんく♂さんがプロディースした「近畿大学サイバー入学式」がWebで配信されたそうだ。

 続けて「冠婚葬祭」についてだ。この分野はどうしても大勢の人が集まるためクラスター感染のリスクが高い。「結婚」から確認すると、結婚前のお付き合いレベルではWeb上の恋愛マッチングは今や常識となり、そのサポートをする上場会社も多数ある。しかし「Web結婚式」となるとほとんど見かけず、一部、自宅で完結する配信型結婚式を企画する企業がある程度だ。その仕組みは、新郎新婦がドレスや着物姿になり、その姿をユーチューブの限定配信機能を使って招待客のみに観てもらうという結婚披露宴だ。

 「葬儀」については、冠婚葬祭業大手のメモリードが「葬儀WEBトータルサービス」という新サービスを発表している。参列者は外出せず、スマホやパソコンでのライブ配信で葬儀に参列し、さらに香典や供花をWeb上で送れるというものだ。

 また愛知県で終活支援サービスを展開する「終楽」の取り組みも非常に面白い。同社の手がける「スマ坊さん」というサービスは、スマホを活用してお坊さんの読経を配信する。スマホの専用画面から故人の俗名や戒名の入ったお坊さんの生の読経が流れてくるというものだが、その読経は故人に向けた唯一無二のもので、誰にでも使いまわしができるものではないそうだ。同社HPによると、このサービスを企画した最大の目的はクラスター感染の防止とコロナウイルスから参列者やお坊さんを守ることとしているが、離島、過疎地、海外生活者への対策にもなるとしていて、確かにそのニーズはあると感じた。

そのほかの分野では、展示会がオンラインセミナーや出展企業の新製品情報発信などに切り替えられたケース、主婦と生活社が主催する「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト地方予選」が対面での集団面接審査からオンライン審査になったケース、株主総会で議決権の行使や質問ができないが、WEB会議システムを利用してその内容を確認できる「ハイブリッド参加型バーチャル株主総会」などがあった。

 最後に、コラムで書いた銘柄や四季報で検索できるWeb関連銘柄をいくつかまとめてみたので参考にして欲しい。
コロナ自粛を通じてわかった「Web化」の将来性

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<新型コロナ>  WEBシステムとしての オンライン会議(オンライン授業、オンライン就活、オンライン診療、、 ) の利用 を考える!  ヒント

「オンライン授業」の切り口で思考するが、オンライン会議、オンライン就活、オンライン診療、、 等全て、発想は同じ、「哲学」は同じであろう という視線! 
 
オンライ授業

「ソーシャル・ディスタンス=SD」的技術革新、パラダイムシフトが必要である。

  ポジティブに「新しい技術を取り入れる施策」が必要かな?世界は、元どおりの状況を考えるが、元どおりの社会生活には、なかなかならない状況を想定して行く必要がある。ワクチンや特効薬ができない限り、新型コロナとの戦いでなく、新型コロナとの「共存」は、しばらく続くと考える。「ソーシャル・ディスタンス」にしても「オンライン授業」「オンライン診療」「オンライン就活」「飲食の新規テイクアウト事業」などもその「例」だと思ってね!

新型コロナは、社会を変えた!もう、前の社会に戻れない!?新しい価値観、発想がいると、、、、、

使用ソフト案
(「Zoom」 「Teams」「 Webex」「Hangout」「LINE」「Skype for Business」)
オンライン授業 利用ソフト ss 500

人気のソフト・アプリの「WEB会議」等の利用状況を、緊急避難的の「オンライ授業」に利用している現況。
(Zoom Meetings VS Microsoft Teams VS Skype for Business VS Cisco Webex Meetings VS Google Hangout VS LINE など)
先生の配信の方法の ss 500

 
東大 types_overview



【オンライン授業にも】Google Classroomの使い方|基礎編


Google 「G-suite」


Google 「Classroom」


【必見!お役立ちガイド】オンライン授業に取り組む日本語教師向け
 
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オンライン会議(オンライン授業 の可能性)としてみる??
報告

オンライ会議(オンライン授業 の可能性)

調査対象
00 「オンライ会議(オンライン授業)」に必要な「道具」
01 新型コロナ対応の 日本における大学・高校の状況、塾・予備校等もざっと外観。
02 人気のソフト・アプリの「WEB会議」等の利用状況を、緊急避難的の「オンライ授業」に利用している現況。
(Zoom Meetings VS Microsoft Teams VS Skype for Business VS Cisco Webex Meetings VS Google Hangout VS LINE など)

結論(メモ)
A.リスクはあるが、使い易さで "今は" 「ZOOM」 を使え!(ZOOM でなくてもよい。)

B.「リスク分散」として「オンライ授業」のソフトを複数用意(機器も複数か?)しておく。
(授業のオンラインのリスクとして、複数回線を利用するという提案も)
ZOOM→グーグルのハングアウト(Hangout)→LINE(音声)
(「Zoom」 「Teams」「 Webex」「「Hangout」「LINE」「Skype for Business」)

授業のスキルとしては、「リアル対面授業の技術」より「YouTube配信型の授業の技術」が必要である。


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00 「オンライ授業」に必要な「道具」
PC、タブレット、スマホ等で、双方向の授業での「オンライ授業」と仮定する。
( 双方向でない授業は「YouTubeのような一方通行の授業」と定義する。)
WEBカメラやマイクやヘッドホン等の付属の機能が必要であるケースが多い。
あとは、当然、インターネットの回線の充実である。(Wi-Fi等の環境も)

「道具」は、当然、「機器」と「回線」である。

本来の「WEB会議」の定義は、以下のようであるが、今回は、「オンライ授業の可能性」」ということで、用件を満たさないものも製品(ソフト・アフリ等)もあげる。

Web会議カテゴリーに属する製品は下記の機能を有していることを条件とする。

Web会議の定義
・1対1あるいは複数人で、オンラインによるビデオ通話や音声通話を実現できる
・PCの画面共有、あるいはテキストチャットができる
・会議の主催者が参加者を簡易な手順で招待できる
・通話内容を録音できる

先生は、「大型デスプレイ」が必要である。(生徒も可能なら・・・臨場感が違う。ITC教育の基本)

授業のスキルとしては、「リアル対面授業の技術」より「YouTube配信型の授業の技術」が必要である。話し方、展開の仕方は、工夫がいる。(15分サイクルなどの発想等)

01 新型コロナ対応の 日本における大学(小中高校も)の状況、塾・予備校等もざっと外観。

 日本の大学も、ほとんどの大学が、大学の封鎖し、「オンライ授業」の開始を大学・大学院生にHP等で表明されている。大学独自のシステムを持つところもあるが、ほとんどの大学が、「WEB会議」システムの拡張としての「オンライ授業」になりそうである。ただ、大学によって判断は、別れている。学生全員にタブレットを配布する大学もあれば、あらかじめ学生にどのような「通信機器」を持っているか?等の調査をした上で、「オンライ授業」のソフトを決めているようである。

ここが、一つ重要で、大学側は、「PCを持たないで、スマホのみ」の割合を気にしているようである。スマホのみの場合、双方向の「オンライ授業」は、困難?と考えているようである。

したがって、選択肢として、「WEBカメラ付きPCとカメラ付きタブレット」が必要であるという結論に対して、どう対応するか?は、各大学、または、小中高も対応が分かれる。

塾・予備校も独自のシステムを持つ学校とそうでないところもある。小中高校は、公立か私立で異なると思ってよい。公立学校のほとんどは、現状「公平・平等(格差)」という理由等で、導入されない。

 米国からは、オンライ授業で、「ZOOM」のリスクが叫ばれているが、一時的、避難的であるので、「ZOOM」が中国系というともあり、非難されている傾向もある。
オンライン授業 スケッチ

大学としては、「東京外国語大学」の博士前期課程、東京大学、京都大学、筑波大学、神戸大学、同志社大学、立命館大学、近畿大学、立教大学等を現時点では、参考にした。

( 企業の状況は、今回は、あえて省いた。)

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FBIはZoomのハッキング対策として、
1. 会議や教室を「公開」しない。Zoomでの会議を「非公開」にするには、会議参加者にパスワードを発行する、ホストが会議への参加者を管理できる「待機室」を設定するという2つの方法がある。
2. ソーシャルメディアの投稿で、会議や教室へのリンクを共有せず、特定の人に直接リンクを提供する。
3. 画面共有オプションを管理。Zoomでの画面共有を「ホストのみ」に変更する。
4. 2020年1月、Zoomはソフトウェアを更新したので、更新したバージョンを使う。この新しいバージョンではデフォルトに会議のパスワードを追加し、参加する会議をランダムにスキャンする機能を無効化した。
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シリコンバレーの人々のアドバイスは

こうした問題が浮上する中、シリコンバレーの人たちはZoomのセキュリティや利用についてどう考えているのか。

現在IT企業の取締役を務める元エンジニアは、「Zoomはエンドツーエンド暗号化していると言っていたが、やっていなかったから、こんなことになる」と不信感を示す。

セキュリティを重視するのであれば、「Zoomの使用はやめて、グーグルのハングアウト(Hangout)や、シスコのウェベックス(Webex)などを使うべき。Zoomはこれでビジネスを失うかもしれない。セキュリティ対策をおろそかにするからだ」と手厳しい。

また、ガジェット報道で知られるウッバー・ギズモ共同設立者で、元エンジニアのユベール・グェン氏は、「どうしてもZoomの使用が必須なら、電話(スマホ)かタブレットで使ったほうがいいと思う。基本的にスマホアプリの方が、OS(基本ソフト)経由で使うより安全だ」とアドバイスする。

シリコンバレーでは、スタートアップを含めて企業レベルや政府関係者も使っているが、使用にあたってはセキュリティに気をつけているようだ。
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02 人気のソフト・アプリの「WEB会議」等の利用状況を、緊急避難的の「オンライ授業」に利用している現況。

( アメリカの授業などは、以下の拙者のブログ メモ へ )
メモ
「Zoom」「Teams」「 Webex」「Hangout」など

ある大学(3つ)の状況の考察とリスクを確認しておこう
(リアルタイムオンライン授業 (Teams, Webex, Zoom))
(使い易さで 人気のZoom 利用の大学も・・・)
(米国等では、Zoomリスク の安全性に疑問? Zoomは避けて、Hangout、Webexなどへ )
Zoom Meetings VS Microsoft Teams VS Skype for Business VS Cisco Webex Meetings VS Google Hangout

(Zoom Meetings VS Microsoft Teams VS Skype for Business VS Cisco Webex Meetings VS Google Hangout VS LINE など) 
学内システム と 既存システムの利用  例 500

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参考(拙者のブログ メモ として「適当」に書き留めた!)

<新型コロナ> ZOOM利用などオンラン授業の考察  オンライン授業受講案内(ある大学 オンライ授業案内)

mac で zoom 利用の Web会議(オンライ授業の考察) テレワーク、リモートワークの実現へ<新型コロナ> (新型コロナ とのしばらくの「共存」)


mac で Web会議 テレワーク、リモートワークの実現へ (新型コロナ のため)

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参考
東京外国語大学をチョイスしてみた。( 日本語の教師?で「日本語を外国人に教える」ということで )
ラオスでのネット環境(3G、4Gでない?)とPC、タブレット、スマホ環境の普及率等が解決できたとすると、
以下の動画2つ(動画1、動画2)を「タイ語、ラオス語版」にすれば、十分ではないか?と思われます。
期間限定なので、動画を撮影しておけば、十分かと思います。
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東京外国語大学

zoom 入門

動画1
[東京外国語大学]ZOOM入門 (0): Zoom ソフトのインストール / Introducing ZOOM (0): installationof ZOOM software

動画2
東京外国語大学]ミーティングのリンクが届いたら〜オンライン授業のための基本操作!〜

参考(拙者のブログ メモ として「適当」に書き留めた!)

オンライン○○ (会議、診療、授業、研修、就活など)の記事一覧

<新型コロナ>  教員のための、オンライン授業を行うにあたって (東京大学) メモ

<新型コロナ>  「オンライ授業・会議」の可能性 (電子会議システム=WEB会議システム)  オンライン授業受講までの道 (参考 筑波大学 情報環境機構 学術情報メディアセンター)


京都 VSOP「緊急事態宣言」 平日は「テレワーク,オンライン〇〇,会議,授業など」STAY HOME 家での過ごし方 の例


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Zoomを安全に利用する4つのポイント。Zoom爆弾や情報漏えいへ対処する。


新型コロナウィルスの感染者拡大を受けて、ビデオ会議を提供するクラウドサービス「Zoom」の利用者が急拡大している。一方で、急拡大した反動で「安全面」への指摘も急増している。間近一週間だけに限定しても様々な問題点が指摘された。本記事では、相次いで指摘されたZoomのセキュリティ不備に対して、いかに対応すべきかを記載する。

■相次ぐZoomの安全面への指摘

 Zoomに関する主要なセキュリテイ上の指摘は以下の四点が有る。

 1) 暗号化に関する懸念
 Zoom社は当初Zoomにおける通信は「エンドツーエンドの暗号化によって保護されている」と謳っていたが、セキュリティ業界からZoomの暗号化はエンドツーエンドの暗号化では無いのでは無いか?との指摘を受けた。「エンドツーエンドの暗号化」の本来の意味ではビデオ通信をしている二台のパソコンがあった場合に、この二台のパソコン以外から暗号化を復号化する手段が存在しない状態を指す。

 しかし、Zoomのビデオ通信では暗号化鍵はZoom社が保有する暗号化鍵を用いて暗号化を実施しているため、Zoom社のサーバ内に保存されたビデオ会議の録画データを「技術的には」Zoom社が復号化することを意味している。

 Zoom社の暗号化レベル自体はSaaSとしては一般的なレベルで有るが、「エンドツーエンドの暗号化」では無かったことは事実で有り、この点について同社は謝罪している。

 2) ビデオ会議に乱入されるZoom爆弾
 Zoomでビデオ会議を開始する時に参加者にビデオ会議参加用のURLを通知するが、この時ビデオ会議参加用のパスワードを設定していないと、URLさえ知っていれば誰でもビデオ会議に参加することが可能で有り、乱入者が暴言を叫んだり、露出行為を行う等が問題視されている。

 急速に社会インフラ化しつつ有るZoomだけに社会的な影響も大きく米国ではFBIが注意喚起を行ったり、米ニューヨーク市では大学での、遠隔授業にZoomを用いることを禁止するといった動きも出ている。

 3) パソコンの情報を不正に取得される脆弱性
 ZoomのWindows版クライアントのチャット機能に、UNC(Universal Naming Convention)パスの処理に関する脆弱性が存在することが確認されている。

 これは、サイバー攻撃者が準備した悪意の有るハイパーリンクをクリックすると、Windowsの認証情報を盗まれたり、任意の実行可能ファイルを起動されることが可能になる。

 最新のZoomクライアント 4.6.9にアップデートすることでこの問題は解消できる。

 4) ユーザデータの取り扱い
 Zoom社は、ユーザの承諾を得ずにユーザの情報をFacebookに送信しているとして、米国で集団訴訟を起こされている。Zoom Appを起動したタイミングでFacebookに対して、Zoomユーザーが接続している都市とタイムゾーン、Zoomユーザーが使用している電話会社情報等を送信しているというもの。

■Zoomの利用は控えるべきか?

 Zoomの特徴はその使い易さで有り、ITリテラシーが低い人で合っても利用出来ることが受けて、ビデオ会議としては後発ながら急速にシェアを伸ばしている。近年急速に注目度が上がったため、セキュリティの指摘が目につくが、Zoomのセキュリティに対する指摘は実は今に始まったことではなく、以前からも度々セキュリティの指摘が発生することは少なくなかった。

 Zoomは急成長中のスタートアップで有るため、セキュリティ投資よりも機能開発、ユーザ獲得に重点を置いていたものと推測される。これはZoomに限らずリソースの限られているスタートアップには良く見られる状況で有る。

 では、Zoomの利用を辞めるべきか?と問われると、筆者はそうは思わない。新型コロナウィルスの感染被害は拡大する一方で有り、人がいかにして接触しないか?を検討することは非常に重要な「安全対策」で有り、ビデオ会議は重要な「安全対策の一つ」で有る。

 ビデオ会議ソリューションは他にも幾つか存在するが、「誰でも簡単に使えるか?」という点は非常に重要であり、筆者の経験上、「誰でも簡単に使えるか?」という点においてはZoomは頭一つ飛び出していると感じている。現在の緊急事態においてビデオ会議は不特定多数の人や企業と実施することになるが、ビデオ会議システムによっては事前のID取得が必要であったり、会議の案内方法が不便だったり、資料の共有方法が分かりづらかったりと、操作方法につまづくことは少なくない。詳しい操作説明を聞いて無くても誰でもすぐに使えるというのは非常に重要なポイントで有る。

 多くの企業にとって、Zoom以外のソリューションを選択するより、Zoomを安全に使う方法を検討する方が現時点では、現実的な解決策に成り得るだろう。

■Zoomを安全に利用するには?

 Zoomを安全に利用する方法を記載する。

 1) Zoomクライアントは最新の物を利用する
   Zoomクライアント4.6.9より以前のバージョンには、UNCの不正利用リスクが存在するため、最新のバージョンを利用するようにする。

 2) Zoomの利用ルールを決める
 セキュリティの考え方の基本にデータ分類が有る。データの重要度に応じて安全対策を検討するという考え方だ。これはビデオ会議にも適用することが出来る考え方である。

 全ての会議をZoomで実施するのではなく、議題に応じてZoomで実施すべきかどうかのルールを決めておくことで、Zoomの暗号化の不備等に対応出来る。

 例えば以下のようなルールは多くの企業で適用することが出来るだろう。
 ・議題の機密性 低 例 営業訪問等
  Zoomのビデオ会議のデータが暗号化されていなかったとしても、影響の少ないような会議体はZoomを活用すべきだろう。例えば新規顧客に対する営業訪問等はZoomに置き換えられるのなら置き換えてしまっても問題無いだろう。

 ・議題の機密性 高 機密情報、個人情報を含む資料の共有等
  公開前の決算情報や、M&Aに関する会議、個人情報を含むマーケティングデータの共有等、情報漏えいが発生した際に企業の業績に影響を与えるようなデータの共有や会議に関してはZoom以外のチャネルを利用して資料を共有する等の対策を行う必要が有るだろう。現在のZoomの暗号化の仕組みでは、Zoom社自身に復号化されるリスクが存在する。

  そもそも、こういった機密性の高い情報のやりとりは共有先は限定されている筈であり、ビデオ会議の仕組みに求められる要件も利便性ではなく、よりセキュリティに配慮された仕組みが優先されるべきであろう。

 3) 会議用URLにはパスワードと待機室を利用する
 Zoomで会議室を準備する際には、必ずパスワードと待機室を利用するようにしよう。これは「Zoom爆弾」に対する対策となる。
 以下の設定を実施することでこれらの機能を有効化出来る。

  ・Zoomの新規会議をスケジュールする
Zoomの新規会議作成画面

  ・"ミーティングパスワード必須"と、"待機室を有効化"にチェックを入れる
Zoom爆弾の予防策:「ミーティングパスワード必須」と、「待機室を有効化」にチェックを入れる

 4) 会議用URLをSNS等に投稿しない
 最後にZoomの会議用URLをSNSに投稿しないように、ガイドライン等で周知する。

■セキュリテイの基本は「人命は最優先で保護すべき」

 今後もZoomは新たなセキュリティインシデントを発生させるかもしれない。セキュリティという側面だけにフォーカスすればZoomの利用は控えるべきという論調も増えるかもしれない。

 しかし、本来セキュリティとは「守るべき資産に応じた対策を検討する」ことであり、企業において最も優先度の高い資産とは「人命」で有る。新型コロナウィルスという未知の脅威に対して考慮すべきは「情報漏えいのリスク」よりも「人命を失うリスク」なのである。

 新製品の紹介をするために営業マンを客先に訪問させる行為は客先や利用した交通網にも感染リスクを広める行為に繋がってしまう。人が訪問しなくても済むような会議は極力Zoom等の仕組みを利用することを検討すべきだろう。

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参考

京都の「知」  「予防」と「治療」が基本(3つの提言) “医療崩壊回避”本庶佑 氏が提言 (ノーベル医学・生理学賞の受賞者で京都大学特別教授) / 緊急 「人の接触を8割減らせれば感染減に」 西浦博教授(北大)が感染者試算 「欧米に近い外出制限を」
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参考になる記事
東京大学でオンライン授業を3週間受講して <課題・対策・リクエスト>
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学校の Apple 製デバイスをリモート学習に利用できるよう準備する

ZOOMを使った授業、録画したファイルのサイズを見てみたらこんな感じだった(90分換算)
・ほぼカメラ映像 500MB
・カメラ映像15分+画面共有75分 200MB
・カメラ映像30分+音声のみ60分 130MB
・画面共有45分+音声のみ45分 100MB
・ほぼ音声のみ 60MB
通信量との関係、どんなもんなんだろうか

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日本語学校 オンライン構想 

結論(メモ)
0. 日本語学校 (学校単位? 先生単位?で)「Google Classroom」をうまく利用する。
( デメリット として、 教師も先生も Googleのアカウント G-mail作成する必要がある。)

A.リスクはあるが、使い易さで "今は" 「ZOOM」 を使え!(ZOOM でなくてもよい。)
(ZOOM でなく、「Teams」「 Webex」「「Hangout」でも良い。)

B.「リスク分散」として「オンライ授業」のソフトを複数用意(機器も複数か?)しておく。
(授業のオンラインのリスクとして、複数回線を利用するという提案も)
ZOOM→グーグルのハングアウト(Hangout)→LINE(音声)
(「Zoom」 「Teams」「 Webex」「「Hangout」「LINE」「Skype for Business」)

授業のスキルとしては、「リアル対面授業の技術」より「YouTube配信型の授業の技術」が必要である。

G suite と Office 365 の比較、Google classroom と Microsoft teams の比較
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【オンライン授業にも】Google Classroomの使い方|基礎編


Google 「G-suite」


Google 「Classroom」


【必見!お役立ちガイド】オンライン授業に取り組む日本語教師向け
 
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